[読書メモ]『減らす技術』
p8
「1度にひとつ」のゴールだけに集中するのだ。
p10
私の答えはこうだ。/「制限を設けて、本質に迫ることだけに集中したからだ」
p36
制限のない生き方は弱い。しかし、制限して集中すれば本当の力が出せるのだ。
p58
本質に迫ることに集中するためには「ノー」と言うことが欠かせない[…]「ノー」は慣れてくれば言いやすくなる。「本質に迫ることに集中していれば、長い目で見て自分のためになる」という確信がもてるようになればなるほど、言いやすくなる。
pp60-61
まわりの世界が見えなくなるほど我を忘れて集中したことはあるだろうか?/時間が過ぎるのを忘れるほど没頭する。これがいわゆる「フロー」と呼ばれる状態だ。/これは幸せになるためには欠かせない要素だ。仕事でも趣味でも、「フロー」に入れることがあれば、幸せは手に入ったようなもの。
p66
ときにはあとまわしにできない仕事が降ってわいてくることもある。/そんな場合は、目の前のタスクがどこまで進んだかをきちんと覚えておいて(時間があればメモしておいて)、関係書類をひとまとめにして脇へどけよう。
p68
洗いものをするときも、シャワーを浴びるときも、車の運転をするときも、仕事をするときも、遊ぶときも、1度にあれこれ手を出さす、今やっているそのことだけをやろう。
p69
過去や未来のことを考えたからといって、自分を責めることはない。無理に頭から押し出そうとしなくたっていい。/ただそんな考えを思い浮かべていることを自覚して、それがおだやかに消えていくのを待とう。そしてまた現在に意識を戻せばいい。
p69
どんな日課でも瞑想にすることができる。洗いものだって立派な瞑想になる。ウォーキングだっていい。歩くことだけに集中だ。なんでも題材にしてみよう。
p70
ときにはうまくいかないこともある。でも気にしない。大切なのは続けることだ。
p90
週間ゴールの達成に向けて、「1日1タスク」を決めよう。/この1タスクが、その日の「最も重要なタスク(Most Important Task)」(MIT)になる。必ず1日のはじめに手をつけよう。
p106
そしてとりかかる。とにかく、とりかかる。/一度やりはじめさえすれば、歯車が回りだして壁が崩れ落ちる。
p133
インターネットは、あなたの生産性を吸い込む「ブラックホール」だ。人生まるごと吸い込まれてしまいかねない。
p146
備品はいつもたっぷりと手元に
p161
あなたの時間は、限りある大切なものだ。それだけで完璧な理由だ。[…]あなたの時間を守ろう。時間は何にも替えがたい宝だ。人生をかけて守ろう。
p188
どんな小さなことでも、何かを達成したら必ず祝おう。たったひとつだけ引き出しをかたづけたあとだっていい。よくやった!おいしいものでも食べようじゃないか。
p192
どんなものにも置き場所を決める
p221
目標達成のためには、ポジティブなモチベーションのほうがずっと効果がある。「○○をやらなければ・・・」ではなく「○○をしたい!」と思わせるのが最高のモチベーションだ。
p236
ゴールまでの間には、ポツポツとさぼってしまうこともあるだろう。それは見込んである。だれだって人間だ。1日くらい休んでみたくなる。/問題は、その次の日までやる気がしなくなって、それが続いてしまうことだ。「だめだ!2日続けて休んじゃだめだ!」と自分に言い聞かそう。