[読書メモ]『専門医に聞く「新しい治療とクスリ」 花粉症』

p3
診察室で聞いた医師の話がチンプンカンプンだったとしても、それはあなたのせいではありません。100% 医師側の責任です。

p6
本を作るについて注意したことは、言葉を省略しないということです。

p20
花粉症患者は約 2,000 万人もいると言われています。

p23
両親がスギ花粉症だと、そのこどもがスギ花粉症になる確率は 55 〜 60%、片親だけでも 30 〜 50% と言われています。

p26
人工的な植林が盛んだったのは 1950 〜 70 年代です。おかげでスギ林は自然林も含めた全森林面積の 18% 、人工林のなんと 44% にもなりました。そして、スギは樹齢 30 年以上になると、猛烈に花粉を飛ばすようになりますから、70 年代の後半から、飛散量が多くなったスギ花粉を吸い込んだスギ花粉症の患者が猛烈な勢いで増えたのも、しごく当然のことだったのです。

p30
花粉シーズンにその花粉がない別のところへ行こうという動きも、各地で見られます。避粉地ツアーと言います。

p63
「味覚性鼻炎」は刺激性の熱い食べもの、日本ではラーメン、うどん、カレーライスなどを食べた時に、なぜか鼻水が出てくるというものです。

p65
鼻中隔とは、二つの鼻の穴を左右に分けている仕切りのことで、ほとんどの日本人は左右どちらかに曲がっています。

p75
「スイッチ OTC」(overthe counter、大衆薬)

p89
それまで医師任せだった薬剤の選択を、患者自身がやることになりますから、これまで以上に薬剤に対して、ネット情報に頼ることなく、医学的に正確な知識を蓄えなくてはならないということになったのです。

p100
とにかく一度は病院へ行くこと、これを常識にしてください。

p103
ステロイド、つまり副腎皮質ホルモンには確かに副作用がありますが、必要以上に騒がれすぎているのも、また事実です。

p105
なぜ医師が処方する噴霧薬にはほとんど入っていないのか。その理由も明快で、血管収縮薬が入った噴霧薬を頻繁に使い続けていると、リバウンド現象がおき、鼻づまりがさらに悪化するからです。

p153
副反応(副作用の反応)

p163
基本的に薬剤は4週間分しか渡されません

【誤植】
p91
「授乳に関しては、」→字下げなし